しかし、毎回、このような話を本人から直接教えてもらうたびに、私は思うのですが、大企業に勤めていた人、高学歴の人、公務員だった人、お医者さん、立派な本を書いて講演もして先生と言われている人、大手新聞の記者だった人、、、などからは、こういう話を聞いたことがないな、、、ということです。
このような人は、刑事事件になって逮捕された場合、落ちやすい人とも言われているようです。一か月もすれば、前途をあきらめ、涙を出して、なんでも白状しやすい人とも見られているようです。
このような人の反対の、いわゆるエリートでない、いわゆる雑種の人の方が、生きるという点ではしぶといのではないかと、時々思います。
高学歴や大企業に勤めていた人などいわゆるエリートは、退職して看板というか名刺を失うとガクッと来る人がほとんどです。その上に、ガンや糖尿病などの難病を宣告されれば、ガクッガクッとなりやすい。疾風で勁草を知るという有名な古典の言葉がありますが、、、。どうも、疾風で勁草を知るという言葉を知らない人の方が、勁草の場合が多いのではないかと思います。