効かなかった場合は、収入や時間の一割を自分や家族の健康のために使うつもりならば、腹が立ちません。死神との戦い・間合いの取り方の練習だと思えば、腹が立ちません。
慶大医学部の放射線科講師でアメリカ留学経験のある近藤誠著の「医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法」という刺激的なタイトルの本が、いま大ヒットして注目されています。
しかし医学や化学薬品を含めた統合医療の中では、いま信頼度や実績では医学や化学薬品が一番で、私達が病気になった時に一番頼れるのは医学や化学薬品です。でも、医学や化学薬品の信頼度や実績は、一番でも100%ではなく、私のおおよその感じでは70%ぐらいのようですね。
健康で長生きするには、死神との戦い・間合いの取り方では、医学や化学薬品に全面的に頼るのは、危険な場合もあります。自分でも、死神との戦い・間合いの取り方を覚えたり、練習してウデを上げる必要もあると思います。
一病息災と言い、健康な人より長生きする人が多く人柄にも奥行きを感じさせる場合が多いですが、自分の若い頃の大病や難病を契機に、自分自身でも、死神との戦い・間合いの取り方を覚えたり、練習してウデを上げたからだと思います。その点では、どこかの国のトップも、仮に病気が悪化しても、また途中で政権を投げ出す訳にもいかず、ダメなままでは死んでも死に切れない気持ちだろうと思います。分岐点に立っておられ、それを乗り越えれば、一皮もふた皮もむけると思います。