遺伝性で発見しにくい「家族性高コレストロール血症」とは?:早期治療で進行抑えられる

遺伝性で発見しにくい「家族性高コレストロール血症」とは?:早期治療で進行抑えられる

遺伝性で発見しにくい「家族性高コレストロール血症」とは、遺伝子の欠陥が原因で、①LDL(悪玉コレストロール)値が180以上②親や祖父母や子供や兄弟や叔父や叔母にLDL値が180以上の人がいる③コレストロールが沈着した黄色味の強い隆起(黄色腫)が手の甲やひざやひじやまぶたなどに見られる、、、との特徴のうち、二つ以上に該当して動脈硬化が進行し、男性では20-40才代に、女性では30-50才代を中心に心筋梗塞や狭心症や脳梗塞になりやすいと、国立循環器病研究センターの斯波部長は言ってます。

コレストロールが沈着した黄色味の強い隆起(黄色腫)とは、皮膚の下にできる脂肪のかたまりです。目の角膜のふちに輪状の膜ができる角膜輪もできやすいです。

診断率が1%と非常に見つかりにくい家族性高コレストロール血症は、200人か500人に1人の割合でなっており、早期に発見され、薬を飲んだり、食事や運動などの生活習慣を改善することで、病気の進行を抑えることができます。

2019.09.18 | 共通テーマ : 日記・雑感
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