人気の新ニューキノロン系抗生物質の使用上の注意:切り札的なので大事に使用・無効にするな

人気の新ニューキノロン系抗生物質の使用上の注意:切り札的なので大事に使用・無効にするな

人気のクラビットジェネリックなどニューキノロン系抗生物質(厳密には合成抗菌薬)の使用上の注意としては、効かない細菌は少なく、広範囲の感染症に効き、副作用も少なく、重症感染症にも切り札的抗生物質なので、安易に使わず大事に使用することが重要です。

クラビットジェネリック250mg(100錠)

クラビットジェネリックなどニューキノロン系抗生物質を不徹底に一寸だけ使用し、細菌を全部殺さないうちに使用をやめると、再びその細菌が勢いを盛り返すとともに、耐性菌となりクラビットジェネリックなどニューキノロン系抗生物質が効かないようになるからです。切り札を失うと、いろいろな感染症に負けてしまいやすくなり、生存能力が落ちるからです。

もっとも、感染してもアルコールを飲まなければ、クラビットジェネリックなどニューキノロン系抗生物質を1~2週間使用すれば、病気の原因となる細菌は死んでしまいます。ダラダラ連続して2週間以上使用すれば、腸内の善玉菌まで殺してしまい他の病気への抵抗力が弱くなってしまいますので、2週間以上使用しない。

ただ、マクロライド系抗生物質の場合、慢性気管支炎、慢性副鼻腔炎、滲出性中耳炎などに対して、最近では、少量づつ何ヶ月も使用する「マクロライド長期少量投与療法」もあります。この場合、定期的に肝機能検査を受けます。使用されるマクロライド系抗生物質は、エリスロシンや、クラリス、クラリシッド、ルリッドなど。

クラビットジェネリックの適応菌腫:肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、結核、淋菌、軟性下疳、腸チフス、細菌性腸炎、パラチフス、髄膜炎以外の各種重症感染症、炭疽、ブルセラ症、ペスト、野兎病、Q熱、膀胱炎、皮膚感染症、胆管炎、胆のう炎、子宮及び付属器炎など。使用量はアメリカでは1日1回、500mg、日本では300mg1日3回。マイコプラズマ属やクラミジア属に有効。

クラビットジェネリックは、旅行先での大腸菌による下痢や風邪の2次感染や歯周炎にも有効。

腸管吸収や組織移行性が良好で、経口で経静脈投与とほぼ同等の効果を得ることが可能。半減期が長く、一日一回投与が可能である。肺炎球菌への活性が良好で、呼吸器感染症に効果がある。

クラビットジェネラルは、結核にも良く効き、結核になっているのを知らずに他の病気のために飲むと、結核の症状が隠れやすく、病院で受診の際に結核の発見が遅れやすくなることも、知っておいたほうが良い。妊婦は飲まない。

キノロン系抗生物質は、水と一緒に飲む。牛乳と一緒に飲むと吸収が悪い。スポーツドリンクと一緒にも飲まない。

【ニューキノロン系抗生物質(厳密には合成抗菌薬)の種類】

抗菌スペクトルおよび薬理により2つのグループに分けられる。古いグループにはシプロフロキサシン、ノルフロキサシン、オフロキサシン。そして新しいグループにはガチフロキサシン、ゲミフロキサシン、レボフロキサシン(クラビット)、モキシフロキサシン,トロバフロキサシン。

新しいグループのニューキノロン系抗生物質は、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)との併用で痙攣を起こしにくくなったようだ。

【ニューキノロン系に比較的特徴的な副作用】(ウィキペディアによる)

①血糖異常(特に低血糖)、、、ガチフロキサシンでは起こりやすく、ガチフロキサシンは世界的に販売中止となった。

②横紋筋融解症、、、筋タンパク質の一種であるミオグロビンの血中濃度上昇の結果、急性腎不全等の重篤な副作用に至る場合がある。

③光線過敏症、、、スパルフロキサシンでは起こりやすい。私は、今夏、歯周炎で痛くて夜眠れないようなり、歯医者の予約がすぐ取れなかったため、いざという時の予備に購入していたクラビットジェネリックを飲みましたが、朝2時間ほど空気中の光のエネルギーに敏感になりました。戸惑うほどではないですが、、、。

④関節毒性、、、動物実験(幼若犬)において関節異常が認められているため、小児投与は多くが禁忌とされている(例外:ノルフロキサシン、トスフロキサシン)。

⑤腱の異常、、、高齢者でアキレス腱断裂を起こすことがある。

⑥薬物相互作用 、、、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)との併用で痙攣がおこることがあると言われているが近年は論争中である。テオフィリンやワルファリンの血中濃度を上昇させる。また、制酸剤(Mg製剤)や(Al含有の)胃粘膜保護薬、鉄剤を併用するとニューキノロンの吸収が阻害されるので、ニューキノロンと併用する場合は服用する時間を2~3時間空ける。酸化マグネシウム(マグミット、マグラックス等)を用いる場合は、ニューキノロンを朝にまとめて服薬し、夕方に酸化Mgを用いるという方法もある。痛みを伴う場合、ロルカムやフルカムといったCOX-2選択的阻害薬を用いれば、添付文書上は禁忌にはならない。

緑膿菌など好気性グラム陰性菌に対してはシプロフロキサシンの方が活性が高く、肺炎球菌にはレボフロキサシン(クラビット)の方が活性が強い。

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2019.09.07 | 共通テーマ : 日記・雑感
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