「頸動脈の超音波検査」とは?:動脈硬化の進行具合が数分でわかる・不摂生の人は毎年検査を

「頸動脈の超音波検査」とは?:動脈硬化の進行具合が数分でわかる・不摂生の人は毎年検査を

「頸動脈の超音波検査」とは、頸動脈エコー検査とも言い、動脈硬化の進行具合、頸動脈の詰まり具合、頸動脈の1mmを超える壁隆起であるプラークを観察します。仰向けに寝た状態で枕を外し、首の部分に、ゼリーを塗りプローブをあてて、検査をします。左右合わせて数分で終わるお手軽な検査です。リラックスして受けられ、痛みもありません。


(ウイキペディアより)

3層になっている頸動脈の内側の第1層と第2層の厚さが、高血圧、脂質異常症、糖尿病、肥満、加齢などにより肥厚し、それぞれ1mm以上の厚さになっていれば、動脈硬化になっている可能性があります。

頸動脈の血管腔は、動脈硬化になっていなければ、血管径は通常5~9mmです。動脈硬化になっていれば、狭小化したり詰まっています。

動脈硬化が進行すると、心臓に大きな負担がかかったり、血管が狭くなったり詰まったり、血管が破れやすく、高血圧、心不全、心肥大、心筋梗塞、脳梗塞、狭心症、下肢閉塞性動脈硬化症、クモ膜下出血、脳出血などになりやすくなります。

頸動脈の動脈硬化の進行具合は、脳や心臓の動脈硬化の進行具合とも一致していやすい。眼底の血管の健康状態や脚のふくろはぎの動脈硬化とも、一致していやすいです。飲酒をしている、タバコを吸っている、肥えている、座り仕事が多い、ストレスが多い、野菜や果物や海藻をあまり食べない、運動をあまりしない(アメリカでは50才を越えれば車は棺桶とも言われています)、寝不足が続いている、歩くと足が痛くなって歩きにくくなり少し休憩すると痛みが取れ歩ける、脚の血圧が腕の血圧より低い、、、中年以上の人は、年1回は用心のために、「頸動脈の超音波検査」や「眼底血管検査」などを受けた方が良さそうです。

2019.09.23 | 共通テーマ : 日記・雑感
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